内視鏡検査室を大幅リニューアル
この度、内視鏡検査室を大幅リニューアルいたしました。
- 4室のリカバリールーム
- 検査完了後は寝たまま移動可能
- リクライニング電動ストレッチャー完備
- ウェイティングルーム(前処置室)完備
など、充実した設備が整っております。
胃カメラや大腸カメラを安心して受けていただけます。大腸カメラ前の前処置も当院で可能です。今回、改装した待合室にはWi-Fiを完備、座席ごとにコンセントとUSBを備え付けしています。各種デバイス持ち込み可としています。パソコンを使って仕事をしながら、映画をみながら気楽に前処置をしていただければと思います。また、前処置中の外出は可能です。気分転換したいとき、排便状況が進まないときは、自由に屋外に出られて構いません。当院では4つのリカバリーを完備、検査終了後はストレッチャー上で寝たまま移動します。被検者の負担を極力まで軽減する努力を目的としています。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)について
皆様は大腸カメラを受けたことはありますか。大腸カメラは、まだまだ敷居の高い検査であることは間違いありませんが、日本における大腸癌罹患者(2019年)は第1位、大腸癌死亡率(2021年)は女性で1位、男性で2位に位置します(国立がん研究センター統計)。 大腸癌の発生する要因は多岐に渡りますが、一般的には良性腫瘍からの発育進展の過程で担癌率が上昇します。癌化すると、抽象的な表現にはなりますが、いびつな表面構造に変化します。さらに発育進展すると出血が始まり、腫瘍増大に伴い腸管内腔が狭くなることで通過障害を起こし、腹痛や排便困難感を自覚するようになります。病変の早期発見と早期治療はとても重要です。 当院では鎮静下で検査を行います。検査中は大腸を膨らまして観察しますが、消退の早いCO2(二酸化炭素)による腸管内送気を使用することで、検査中・検査後の腹部膨満感や痛みを少なくする方法を採用しています。 検査中に病変を認めた場合、色素観察や画像強調観察、拡大内視鏡観察を駆使し、内視鏡的に治療適応と判断した病変は、その場で治療します。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の料金
1割 | 2割 | 3割 | |
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大腸 内視鏡 検査 |
2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
病理組織 (1~3臓器) |
1,500円~ 4,000円 |
3,000円~ 8,000円 |
4,500円~ 12,000円 |